プチ整形ブログ
最新医療の個人的見解
先日、テレビで最新美容外科と称しての最新治療の紹介をしていました。
番組の主旨としては別に異議を唱える気はありませんが、私個人の見解としてここに書くことにします。
美容医療業界全体としては、現在景気も低迷しているから、ちょっとでも新しい治療を取り入れて、活気が出るようにしようと考える人たちがたくさんいます。
それはそれで進歩としていいのですが、ほとんどの治療が、まずは臨床的に行い結果が出たというだけで、即広めようとしています。そのあと、色々な研究によって裏づけをするという順序です。
美容医療に限らず、保険内診療であってもその様な順になることは珍しくありません。
私のクリニックでも、色々な医療機器を扱っていますが、やはり、使用する医師としてはいくつかの点を考慮していく必要があると思います。
私の場合の注意点としましては、
1 その治療のメカニズムはどのようなものか
2 治療効果はどのような方にでも期待できるのか
3 もしも効果が現れにくいという方がいる場合はどのような場合なのか
4 長期に観察する場合、その結果に変化は現れるのか
5 副作用もしくはそれに近い症状は出現しないかどうか
他にもありますが、最重要点を挙げますとこのようになります。
ある特定の医療機器についての私の中の一般論ですが、以下のように考えています。
1 その一台の機器だけで万能のような効果があるということはまずありえない
2 だとすれば、ある程度適応を考えていく必要がある
3 限界も必ずある その場合の限界を詳細に知る必要がある
ですので、ある医療機器を導入するとなると、私なりにかなりのチェックポイントがあります。
勿論費用は非常に大きい要素ですし、ランニングコストも考慮します。
それと、「安定した効果」と「壊れにくさ」は重要です。
まずは、たとえ効果が大きいといわれるものでも、リスクも高い場合は手を出さないように考えます。
というわけで、私の場合、最新医療と称しての番組があっても、すぐに飛びついて観たりはません。
だいたいは、もうすでに医師の方では既知のことだからです。
まあ、裏側からも見ることのできる立場ですから、当然といえば当然ですね。(^_^;)
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